鯛の塩焼きを冷凍したい。
冷凍する場合の冷凍の仕方や
冷凍してからはどのくらいの日持ちをするのか。
また、冷凍保存した後にそのまま
塩焼きとして食べるのもいいが、
他の料理にリメイクするにはどのようなレシピがあるのか。
鯛の塩焼きについて詳しく説明していく。
鯛の塩焼きを冷凍で保存!焼き鯛の冷凍…焼いた鯛の日持ちは?
鯛の塩焼きを冷凍する場合は
触っても熱くなくなったら
冷凍庫に入れて保存できる。
ラップでできるだけ空気を抜いて巻き、
密閉できるジップロックなどの保存袋に入れて
ここでも空気をできるだけ抜いてチャックを閉めて
急速冷凍室があればそこで冷凍する。
できるだけ空気を抜くことで
霜が付きにくくなり美味しさを
閉じ込めて保存できる。
鯛の塩焼きの場合、冷蔵では2日ほど、
冷凍で1週間ほどは日持ちする。
その他の魚の塩焼きも同じような保存方法と保存期間だ。
冷蔵の場合はできる限り
早く食べることをおすすめするが、
冷凍保存の場合は自分は1週間は
普通に日を越して保存していたことがある。
2週間も経ってはいなかったが、
電子レンジの解凍で確かに鯛の身は
パサっとしていたことを覚えている。
経験上、魚は加熱する前の
生のまま冷凍することが1番良い。
生の魚の場合は急速冷凍し、
解凍にはじっくり時間をかけて
冷蔵庫で半日~1日かけて解凍することをおすすめする。
魚は急速に解凍すると
魚のドリップといわれる魚の汁や血など
臭みがある液体が出てきやすくなるので注意したい。
鯛の塩焼きをリメイク!お吸い物がいい?
鯛はお食い初めなどの祝いの席で食べられる
縁起が良い魚で高価な魚のイメージがある。
もしいただけるとなると魚の中でも嬉しい方だ。
鯛を美味しく食べるには
シンプルに鯛の旨味を感じられる
塩焼きがいいだろう。酒にも合う。
しかし塩焼きは上品ではあるが
淡泊なだけに飽きる。
そこで塩焼きにした後にリメイクして
鯛を再び美味しく食べたい。
リメイクの代表的なレシピとしては鯛飯、
それに付け合せるお吸い物。
お吸い物は鯛のアラや頭の部分がないと
鯛の出汁が出にくいので食べにくい部分も
塩焼きにしておこう。
鯛の塩焼きのお吸い物レシピは、
鍋に水と昆布といっしょに
鯛の塩焼きを入れて沸騰させる。
弱火にかけて昆布を取り出し、
10分ほど煮てアクが出たらその度に取り除く。
塩焼きをする時にすでに塩はかかっているので、
味付けするのに塩を足す場合は
塩加減に注意してほしい。
鯛の塩焼きのその他のおすすめリメイクレシピは、
鯛の雑炊や鯛の味噌汁、
鯛のアクアパッツァなどさまざまある。
鯛は白身で味にくせがない魚なので
和食だけでなく他の料理にも
リメイクがしやすい。
個人的には小麦粉や片栗粉、
パン粉を付けて揚げ焼きにする
鯛のムニエルやフライがおすすめ。
塩焼きにしているので
粉が付きにくければ
卵を薄く付けてから粉を付けると良い。
身をほぐしてピザに乗せて
バジルソースをかけるだけでも美味しい。
まとめ
鯛の塩焼きは冷凍ができる。
しかし1週間以上経つと身が少々パサつく。
解凍は塩焼きなど加熱している場合は
電子レンジか密閉袋に入れて
湯せんで解凍する。
冷凍するには空気に極力触れさせないようにするため、
ラップで巻いてからジップロックなどの
密閉できる袋に入れて保存しよう。
冷蔵の場合は2日をめどに食べきるとよい。
鯛の塩焼きはリメイクするには
和食に限らずフレンチやイタリアンなど
さまざまな料理に使うことができて使い勝手が良い。
塩で焼いているので
特別な味付けをすることが必要ない
お吸い物などはかんたんに作ることができる。
鯛は日本では「めでたい」
の言葉にちなんで鯛が用いられ、
鯛は縁起が良い魚として祝いの席でよく見られる。
しかし鯛がこのような扱いを
されるのは日本だけで、
他国ではごく普通の魚かむしろ好まれないようだ。
特に赤は日本では縁起が良く
赤い鯛なんて祝いの席には持って来いの鯛だが、
赤は特に西洋では不吉な色とされているので
めでたいどころではない。
鯛が縁起物なのはどうも日本だけのようだ。
鯛の塩焼きは部分的に捨てることなく全て焼いて冷凍させ、
リメイクしてぜひ他の料理に活用させよう。