賃貸での洗面台に黄ばみがあった場合
どのような方法で落とすことができるのだろうか。
プラスチックの黄ばみはがんこな汚れから
かんたんに取れるよごれまでさまざま。
黄ばみの原因から掃除、
汚れを付けないための汚れを防ぐ方法などを解説していく。
賃貸の洗面台の黄ばみ!プラスチックの黄ばみは賃貸なら?
賃貸に住む際、新築でない限りは年数が経つことや前の居住者が使っていたことなど
さまざまな理由で汚れがあることが多いと感じる。
特に水回りは汚れが付きやすい。
ここでは洗面台のプラスチック黄ばみについて説明する。
プラスチックの黄ばみの原因は主にプラスチックが古くなる経年劣化だ。
他には人の皮脂が付くこと、石鹸や洗顔料などのカスが残ること、
水道水に含まれるミネラル物質による水垢汚れなどが考えられる。
どれも洗面台には避けられない汚れだ。
洗面台の場所によっては紫外線による日焼け、
喫煙者がいる場合はたばこのヤニも黄ばみの原因のひとつだ。
日本のプラスチック製品の多くはABS樹脂という素材が使われている。
このABS樹脂のABSは3つの物質の頭文字を取ったアルファベットが付けられているが
この中のBのブジエタンが劣化することで黄ばむのだ。
さらに樹脂にはさまざまな添加物が含まれている。
その添加物が樹脂や紫外線が当たることで化学反応を起こして
プラスチック表面が黄ばむ性質を持っている。
しかしこのプラスチックの黄ばみはだいたいは表面の汚れの場合がほとんどで、
中まで黄ばみが浸透する汚れは少ない。
表面の黄ばみを落とす方法で汚れを取り除くことができる。
黄ばみが落ちない場合は黄ばみが奥深く染み込んでしまっているか、
プラスチックそのものが劣化していたことが原因のため
黄ばみを落とすことは難しい。
また、賃貸なら特に掃除する際は
傷をつけないようにしなければならないことに気をつけたい。
プラスチックの洗面台掃除のポイントは?
プラスチックの洗面台の黄ばみを掃除の仕方は、
激落ちくんなどのメラミンスポンジを水につけて軽く磨くことだ。
これで取り除ける汚れは特別な洗剤は不要。
ポイントは軽く磨くことでゴシゴシ力を入れる必要はない。
もし軽く磨いても黄ばみが取れない場合は、
手袋をしてワイドハイターやオキシクリーンなどの酸素系漂白剤を少し
メラミンスポンジに付けて磨く。
数時間か1日置き、水拭きしてみると黄ばみの色素が分解されて白くなる。
賃貸の掃除をする時の注意点は、汚れを完全に取り除こうとするあまり
力づくでその部分を傷つけてしまうことだ。
退去する時に補修代として請求をされる可能性があるので
十分注意しなければならないことを忘れないようにしよう。
また、プラスチック表面がツルツルにコーティングされている場合は、
研磨剤のような機能があるメラミンスポンジは
細かい傷をつけてしまう恐れがあるので使えないので注意したい。
細かい傷に汚れがたまって黒ずむ可能性もある。
目立ちにくい小さな面積で変色しないか、
傷は付かないかなどの異変がないかを確かめてから
掃除をすることをおすすめする。
まとめ
プラスチックの洗面台の黄ばみは
激落ちくんなどのメラミンスポンジで磨くことできれいになることがわかった。
もし黄ばみがとれない場合は、
酸素系漂白剤をつかうことで黄ばみを取り除くことができる可能性もあるので試してほしい。
賃貸の場合は傷をつけない掃除をするように気を付けなければならない。
気づくと付いてしまっている洗面台の黄ばみ、これは防ぐことはできないものか。
プラスチックの黄ばみを防ぐには、紫外線やヤニに触れさせないこととこまめな掃除だ。
毎日使うところなら寝る前や1日の中で使うのが最後の時に
ささっとメラミンスポンジで磨いたり水滴を残さないようにきれいな状態を保つことが大切だ。
自分は掃除がとにかく苦手、苦手だからこそ毎日のささっと掃除は欠かせない。
使い終わった後にささっと拭き取る。
きれいな状態を保つことで汚れが付きにくくなり
力を入れる掃除をする回数が少なくなると実感している。
1度きれいになったらその状態を保つようにしてみてほしい。