日本には男女ともにそれぞれ一定の年齢に厄年がある。
神社に参って厄除けをしたことがある人も少なくないだろう。
また、植物は空気を浄化するものだといわれており、
中国で生まれた学問の風水は日本でも人気がある。
その中でも魔除けの植物を置くことがおすすめだとされている。
魔除けの花、魔除けの花言葉とともに解説していく。
魔除けの花言葉!魔除け・厄除けの花言葉を紹介
ヒイラギは白い花が咲くトゲのある葉を持つ植物だ。
古くから風水で魔除けの花として有名だ。
ヒイラギの花言葉は「保護、防御」や「用心深さ」、
「剛直」、「先見の明」などがある。
「保護、防御」の花言葉には
トゲの葉を持つヒイラギが魔除けの花とされ、
「用心深さ」の花言葉には
葉のトゲにむやみに近寄れないことを意味するといわれている。
「剛直」はヒイラギの幹がかたくて強く、
そのかたさを利用して職人が使うかなづちの持つ部分に使われることから
花言葉とされている。
「先見の明」ははじめの姿にとらわれることなく
先のことを見渡す意味であるこの言葉は、
ヒイラギの葉のトゲは時間とともに少なくなって
だんだん丸みを帯びていくことから連想されて花言葉となっている。
英語では「defense(ディフェンス)」の防御や防衛、
「domestic happiness(ドメスティック ハピネス)」の
家庭の幸せという花言葉がある。
ヒイラギは英語で「holly」だ。
神聖を意味するholyのスペルが語源とされている。
ヒイラギのトゲがキリストを邪悪から守ったとの言い伝えがあるため
ヒイラギは「holly」となったといわれている。
このようにヒイラギは厄除けの意味も持つのだ。
魔除けの植物、日本では…魔よけの花など魔除けになる植物、厄除けの花
古くから日本では魔除けの花として知られているヒイラギ。
ヒイラギは11月~12月に白い花が咲く植物で
漢字で書くと「柊」、別名「鬼の目突き」。
別名は、鬼がヒイラギの葉のトゲに目を突かれて逃げたという昔話からきている。
ヒイラギはキンモクセイに似た香りがし、
クリスマスのリースにもよく見る植物だ。
葉の周りにトゲがあり、そのトゲに触ると痛いため、
ヒリヒリ痛むを意味する「ひひらぐ」が語源であるといわれている。
家の庭に表鬼門である北東にヒイラギ、
裏鬼門である南西にナンテンの木を植えると
厄除け(鬼門除け)になるといわれている。
日本の2月に行われる節分では、
ヒイラギの枝の葉と焼いたイワシの頭を門戸に飾って
ヒイラギの葉のトゲとイワシのニオイで悪い鬼を追い払う柊鰯があるが
これにもヒイラギが使われている。
ヒイラギは日本では魔除けや厄除けに使われていることがよくわかる。
トゲのあるヒイラギに似ている葉を持つ植物は、
別の種類であってもヒイラギと名前を付けられることがある。
ヒイラギはモクセイ科の植物であるが、
例えばクリスマスに飾りとしてよく見るポインセチアは
モチノキ科であるがセイヨウヒイラギとも呼ばれる。
春先に黄色い花が咲くヒイラギナンテンは
ヒイラギと名前が付いているがメギ科の植物である。
まとめ
魔除けの花として日本ではヒイラギが有名であることがわかった。
ヒイラギの花言葉には「保護」や「用心深さ」、
「剛直」など守る植物として頼もしい花言葉を持っている。
ヒイラギの他にもアロエもヒイラギと同じくトゲがあるために
魔除けの力があるといわれている。
トゲがあるヒイラギやアロエなどは門戸、現代の玄関に置くことが良いとされている植物で、
リビングなど家の中に置くと良いとされている植物は、
サンスベリア・花言葉は「永久、不滅」、ガジュマル・花言葉は「健康」、
ドラセラ・花言葉は「幸運」、モンステラ・花言葉は「うれしい便り」や「壮大な計画」、
ベンジャミン・花言葉は「永遠の愛」や「信頼」などがある。
また、緑は人の目を休めるリラックス効果がある色ともされているため、
見ているだけでリラックスができるかもしれない。
植物は空気の浄化もしてくれる。
このように魔除けや厄除けの植物はたくさんあり、
育てるのも難しくないものが多いために近年インテリアとしても人気がある。
自分は観葉植物が好きで自然とたくさん置いているが、
それが魔除けや厄除けの効果につながっているのか
特に大きな災難には見舞われていない気がする。
1つ家に飾ってみる価値はありそうだ。