日本で一番早いイメージのある佐川急便の配達だが、
実際のリードタイムはどうなっているのだろう。
佐川急便に限らず、日本の配送会社は
どこも優秀で、送ったらその次の日には
到着しているものと考えがちだが、
遠方になればこの限りではない。
本州にいる人、特に関東圏に住んでいる人などは
発送日の次の日には物が届くのが
当たり前かもしれないが、
沖縄や北海道など遠方にいる人は
翌日到着の感覚はないはずだ。
この記事では、佐川急便のリードタイムについて、
実態や確認方法などについて紹介する。
佐川急便のリードタイムの表を日本の地図の形で県別に確認したい場合は?
佐川急便のリードタイムを
日本の地図で把握したい人には便利なツールがある。
佐川急便のホームページにある、
お届けまでの日数というサービスで、
送り元(県名)から送り先(県名)を入力すれば
配達日数が日本地図で色分けされる。
このサービスを利用すると
佐川急便配達日数がひと目で確認できるので
とても便利なのと、
どの地域までが翌日配達エリアなのかがわかるため、
送る場合の目安としても使えるツールだ。
サービスを利用してみると、
やはり佐川急便では遠方になるほど
リードタイムは長くかかるようで、
北海道や沖縄は通常の配達日数では済まないようだ。
北海道や沖縄は、交通網に多少の不便さもあるため、
配達にもかなり手間取るし、
北海道では広いわりに居住者も少なく、
佐川急便のサービスを、都市部と同じ様にするには
人手も足りないのだろう。
沖縄については、離島地域なので
無条件に配送の条件に限りがあり、
所要日数がかかりそうだ。
いずれにしても、このサービスを使えば
佐川急便お届け日数地域の把握は容易で、
送るときも受け取る時もだいたいの日数を
確認するには便利なツールになる。
佐川急便のリードタイムの一覧では土日も含まれている?リードタイムを表のデータにまとめてみた
発送場所からのリードタイムは
その都度佐川急便のサイトで検索できるのだが、
全体的な傾向を見るために、
リードタイム日数一覧を作ってみた。
発着場所 | 北海道 | 東京 | 大阪 | 福岡 | 沖縄 |
北海道 | ― | 2日 | 3日以上 | 3日以上 | 3日以上 |
東京 | 2日 | ― | 1日 | 2日 | 3日以上 |
大阪 | 3日以上 | 1日 | ― | 2日 | 3日以上 |
福岡 | 3日以上 | 2日 | 1日 | ― | 3日以上 |
沖縄 | 3日以上 | 3日以上 | 3日以上 | 3日以上 | ― |
このように佐川急便のリードタイムを
表にまとめてみると、
沖縄や北海道ではかなりの所要日数のかかることが
データとしてわかる。
特に沖縄は比較的近い福岡でも
3日以上の所要日数で無条件にリードタイムが長い。
ちなみに佐川急便のリードタイムは、
土日の場合も関係なく同じ1日としてカウントされる。
佐川急便リードタイム表(県名)を
作成するときに佐川急便のサイトを利用して
調べていたのだが、
このサービスには曜日の指定はなく、
365日同じ所要日数での到着目安となっていた。
ただ、佐川急便では土日でのサービスに
表向きの差はないが、実際には土日には
人手は少ないため実質的にまったく同じレベルの
対応は難しいようだ。
リードタイム(配送業者)に大きな差は出ないまでも、
受け付けや引取りで平日よりも時間がかかる、
商品到着も遅れるといったことはありえる。
これは、いい加減なサービスをしているのではなく、
きちんと事情があるので
利用する側も理解したいところだ。
まとめ
佐川急便のリードタイムについて紹介してきた。
基本的に距離が離れるほどリードタイムは長くなるが、
沖縄、北海道は特別に時間がかかるため、
送る場合も受け取る場合も
2,3日余分な時間がかかると思っておこう。
ある程度の所要日数を把握したいなら、
佐川急便のサイトからリードタイムを調べるか、
伝票番号から追跡するのが良さそうだ。