国際郵便を出すなら速く着くという
EMSがおすすめです。
しかしこのEMSで郵便物を出して配送状況を確認すると
通関手続中となる時間が長いです。
これは中国での手続きが原因なのでしょうか。
今回はこの点を解説します。
EMSの通関手続中が長い…中国から？通関手続き中、通関中が長い・遅い理由
EMSとは国際スピード郵便のことで、
世界120か国以上に30kgまでの書類・荷物を送ることができ、
最速にして簡単、安心して送れるのが特徴です。
国内の宅配便のように荷物の追跡サービスがあるので、
荷物が今どこにあってどのような状態であるかを
知ることができて安心です。
しかし、その追跡サービスで
「通関手続中」と表示されることが多く、
しかもその時間が長いという噂があります。
この傾向は特に
中国とのやりとりの場合が多いです。
通関とは、異なる国の間で
物をやりとりするときに必要な手続きのことで、
通関手続きをせずに輸出や輸入することは
許されていません。
通常、通関手続きは5時間もあれば終了し、
その後配送されるという流れです。
ここからは、中国の通関手続きが
遅い理由を解説します。
通関手続中（2回・4回）が長い…どうすればいい？
最速で国際便が利用できるのがメリットなのに、
手続き中の時間が長くなると
現在荷物がどうなっているのか、
いつ届くのか心配になります。
EMSで「通関手続き中」となってから
なかなか進まないのはどうしてでしょうか。
実は、中国のEMS手続きでは
通関が2回～4回と多いことがあり、
そのために待ち時間が長いようです。
中国から輸入される荷物に、
コピー品や偽ブランド品が多いことは事実です。
そのため通関手続きは慎重に行われ、
二重三重にチェックをするため
時間がかかることが多いのです。
荷物の追跡をして、通関手続き中の時間が長くても、
対処方法はないのでこのような事情も考慮して
安心して次の段階になることを待ちましょう。
その荷物が危険物ではないか、
不法なものではないかなど
チェックしてもらっていると考えれば
必要な手続きです。
川崎東郵便局の通関手続中が2回…通関の土日
国内の郵便物のやりとりはスムーズに進むことが多く、
届くのが速いイメージがありますが、
国際郵便は少し時間がかかります。
東京都内と海外を行き来する国際郵便は
川崎東郵便局を経由します。
郵便局内に横浜税関出張所があり、
そこから通関手続きとなりますが、
追跡サービスで「通関手続中」となってからも2回～4回、
場合によってはそれ以上通関手続きが行われることがあります。
基本的に通関も土日は休みなので、
その間に土日を挟めばもっと時間が長くなるはずです。
手続き中の時間が長引くのは
何らかのトラブルがあった可能性も高く心配になりますが、
必要なことなのでお任せしましょう。
ただ、あまりにも長い場合、
心配な時は問い合わせてみるのもよいです。
通関手続中が消えた！時間について
通関手続中となる時間が長い、
また回数が多いことには理由があります。
しかし、その表示が消えたとなると
荷物がどうなってしまったのかと不安になります。
考えられる理由は、配達が完了したため
表示が消されたということです。
時間がかかっていたがその後配達までスムーズに進んだため
急に表示されなくなった可能性が高く、
決して荷物が行方不明になったということはないので
過度に心配しなくてもよいです。
通関手続きの状況は最寄りの税関
または郵便局に電話で問い合わせれば教えてもらえるので、
どうしても心配な場合は問い合わせてみてください。
東京の川崎東郵便局内の通関は
日本で一番荷物が多いことで有名なので、
通関手続きが長いのは仕方がないかもしれません。
特に土日祝日を挟む場合や、
行事や悪天候など荷物の到着が遅れそうな理由がある時は
これを頭において余裕を持って
荷物を送るようにしたいものです。
まとめ
EMSを利用する時、特に中国に関しては
チェックが厳しくなることを考慮しておくと
イライラしたり不安になることもなくなりそうです。
万が一のため、荷物の追跡番号や
追跡した時の画像を残しておくと安心です。
